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2018年5月の15件の記事

2018年5月18日 (金)

【熱中症になってしまったら…】セルフメディケーション~専門家による健康科学情報

もし熱中症になってしまったら・・・
熱中症は軽い症状から重い症状まで幅広く、正しく理解して対処しないと危険を伴う可能性があります。今回は、万が一、熱中症になってしまったときの対処についてお伝えしたいと思います。

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‐‐‐■熱中症の症状別の対処方法‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

①症状が軽い時
熱中症の症状が軽い時(少しふらっときた程度)は、まず涼しくて風の通る場所(木陰やクーラーのある部屋)に移動し、足を高くして横になりましょう。
少しふらっときた程度の症状であれば、上記のような対処でおおよそ回復すると思います。

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②筋肉が痙攣してしまった時
暑熱環境下での筋痙攣は、一般的に身体の脱水とミネラル喪失により起こるとされており、水分とミネラルを含んだスポーツドリンクの摂取が必要です。
また、5~15℃に冷えた物を飲むと、水分の吸収を高めつつ、身体を冷やすことができるため効果的です。
また、痙攣した筋肉をゆっくりとストレッチングさせることも有効です。
特に、ふくらはぎが痙攣した場合には、アキレス腱からふくらはぎにかけて仰向けに寝て伸ばすことが効果的です。

③症状が重い(中~重度)の時
めまいや頭痛、吐き気、意識がない時は、まずは涼しい場所に移動し、意識がない場合はすぐに救急隊に連絡をしましょう。
意識がある場合は、水分が飲めるかどうかを確認します。自力での水分摂取が難しい場合には医療機関の受診が必要です。
一方で、水分を飲んで落ち着く場合、症状の回復を待ち、もし症状が改善しない場合には医療機関の受診が必要です。

また、体がほてって異常に熱い場合は、氷やアイスパック、冷たいタオルなどを、首、腋(わき)の下、足の付け根など、太い血管(動脈)のある場所を冷やして、体温を下げる必要があります。

‐‐‐■まとめ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
熱中症になってしまったら、まずは涼しい場所に移動し、水分を摂るようにしましょう。その時に、意識がない場合はすぐに救急隊を呼びましょう!
また、水分が飲めない、飲んでも症状が改善しない場合も、医療機関に連れて行くようにしましょう。

※今回の内容はあくまで対処の一部であり、本来は予防や対策が最も大切です。今回の記事だけでなく、前回の記事(予防と対策)についてもしっかりと理解をしておくようにしましょう。

画像出典:https://www.photo-ac.com/

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<執筆者紹介>
中村智洋[博士(スポーツ健康科学)]
高校生、大学生年代の自転車競技の指導を行い、エビデンスに基づいたトレーニングを展開。現場での指導とともに、自転車競技のパフォーマンス向上に関する研究活動も実施。

監修:株式会社ハイクラス

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現在レスタでは「スパでセルフメディケーション」というコンセプトのもと、よりいきいきと元気に過ごすための「ご自身による健康管理」を応援しています。
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2018年5月11日 (金)

【熱中症の予防と対策】セルフメディケーション~専門家による健康科学情報

ゴールデンウィークは熱中症にならずに過ごせきましたか?
今週は熱中症にならないための具体的な予防と対策を紹介したいと思います。

‐‐‐■今日からできる熱中症の予防・対策‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
前回は、暑熱や多湿の環境で起こりやすいことをお伝えしました。
最近の日本の夏は特に、高温多湿であるため、熱中症の対策をしっかりとしておく必要があります。

①水分とミネラルの補給を
汗をかくと、身体の水分だけでなく、塩分などのミネラル(正しくは、NaやKなど)も失います。
そこで、失った水分やミネラルを補給し、身体を冷やすために、5~15℃に冷えたスポーツドリンクを“こまめに”摂ることが大切です。

★熱中症の予防と対策については次回ご紹介します!

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②温度調節のできる服装を
冷房にあたる時間が長いので長袖を着てきたのに、外に出たら暑すぎてつらい、なんて経験はありませんか?そうならないためにも、温度調節を上手にできる服装を心掛けましょう!
そして、着る服の素材も大切です。麻や綿などの通気性が高い生地や、吸湿性や速乾性の高い生地を選ぶことで、体温調節の手助けとなります。

③疲れているときはご注意を
疲れているときは、身体の免疫機能が低下しています。
その時に、慣れていない暑熱環境下に長時間いると、体温調節がうまくいかず、熱中症を引き起こしやすくなってしまいます。
普段は大丈夫でも、疲れているときはいつも以上に気を配りましょう!

④汗を拭きとろう!
多湿環境では、汗が身体にまとわりついてしまうことから、身体の熱が逃げずに体温が上がってしまいます。
それを予防するために、湿度の高い日などは身体の汗を拭きとり、身体から熱を逃がす手助けをしましょう!
ところで、見落としがちですが、プールや海水浴といった水中でも汗をかいています。水に浸かっていても、身体から水分やミネラルが失われているのです。このような時も“こまめな”水分摂取は必要です。

‐‐‐■まとめ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
夏は海水浴やキャンプなどの家族や友人と楽しめる行楽シーズンですので、楽しい時間を楽しいまま終えるためにも、熱中症の予防・対策を心掛けていきましょう!
特に、子供や高齢者のいるご家庭は、大人以上に気を配ってあげてください。

201805112画像出典:https://www.photo-ac.com/

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<執筆者紹介>
中村智洋[博士(スポーツ健康科学)]
高校生、大学生年代の自転車競技の指導を行い、エビデンスに基づいたトレーニングを展開。現場での指導とともに、自転車競技のパフォーマンス向上に関する研究活動も実施。

監修:株式会社ハイクラス

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現在レスタでは「スパでセルフメディケーション」というコンセプトのもと、よりいきいきと元気に過ごすための「ご自身による健康管理」を応援しています。
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2018年5月 5日 (土)

ジョギング&スパ開催しました~フォーム解析&レクチャー

連休中・子供の日の今日、ジョギング&スパを開催しました。
とてもよいお天気でしたが、程よく風が吹いていたので走るには、良い気候でした。

今日は、久保コーチからの提案で、色々なチェック&アドバイスをもらいました!
こんなこともやってみました。何をしているのかわかりますか?

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実は、このチェックで自分に合った走り方や腕ふり方法がわかってしまうのです!
久保コーチの説明にみなさん「うんうん」とうなずきながら聞き入っていました。
わかりやすい解説に納得!の様子でした。
これからの練習にとっても役立ちそうです!!(私も含めて…)

そして「フォーム解析」の撮影は、こんな感じで行っています。

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撮撮影した後には、久保コーチがひとりひとりの解析とアドバイスを行いました。
今回のアドバイスがこれからの練習や走り方のレベルアップに繋がればうれしいです。

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そして、今日も無事に全員、完走することができました!
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

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次回のジョギング&スパは・・・
夏の間はお休みして、2018年9月に開催予定です。
日程が決まりましたらレスタWEBサイトやSNSでご案内いたします。
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みなさんご参加お待ちしております!

レスタ 近藤

2018年5月 4日 (金)

【熱中症とは?】セルフメディケーション~専門家による健康科学情報

あと1か月もすれば夏が・・・。
暑くなってくるとよく聞くものがありますね。そうです、熱中症です。
しかし、みなさんは熱中症について正しく理解していますか?

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‐‐‐■暑熱環境下で起こる障害の総称「熱中症」‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
熱中症とは、暑熱環境や体熱産生の増加に、身体が適応できず起きる状態の総称です。
熱中症は総称であり、熱性失神、熱痙攣(けいれん)、熱疲労、熱射病など10の診断名があり、それぞれ症状や重症度が異なります。
ここでは、いくつかの病態について、重症度別に簡単に解説していきます。

「熱失神」「熱痙攣」重症度は低いですが、めまいや失神、さらには筋痙攣(こむら返りのような状態≒脚がつる)などの症状が見られます。
このような症状がみられた時、運動などは中止し、身体を冷やしたり、スポーツドリンクなどの冷たい物を摂取して休息をとる必要があります。この場合は、安静によって回復するケースがほとんどです。

「熱疲労」重症度は中等度ですが、頭痛や吐き気、意識朦朧など臓器からの症状が現れます。水分補給や休養で回復することもありますが、体温が40度近くになり、点滴が必要なケースも発生します。医療機関の受診が必要な場合があります。

「熱射病」重症度は高く、医療機関の受診が必要です。熱射病の場合、体温調節機能が破綻し、意識障害など重症と思われる症状が発生している場合がほとんどです。体温は42度近くになり、最悪のケースでは死に至ってしまうこともあるのでできるだけ早い適切な対処が必要です。

‐‐‐■暑熱環境以外でも起こる熱中症‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
“熱中症は暑いから起こる”というイメージを持たれている方が多いのではないでしょうか?
暑い環境で発生しやすい症状であることは間違いなのですが、それとともに“多湿”環境(湿度が高い)でも起こりやすくなります。
多湿環境では、湿度が高くムシムシしていることから、身体から汗がなくならず、熱を溜め込みやすい状態になっています。そのため、多湿環境では熱中症になりやすくなります。
また風のない日や日射が強い日、急に気温が上がった日なども熱中症になりやすく、注意が必要です。

‐‐‐■まとめ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
熱中症は、暑さなどによって、体温調節機能が破綻して起きる症状です。
極端な暑さにより、体温調節機能は異常をきたしやすいですが、その日の体調など様々な影響によって変わります。
例えば、梅雨明けは、身体が暑さになれておらず、水分を取らないと室内でも熱中症になる“いつの間にか熱中症”になってしまいます。
若者は運動時や作業現場等の職場など、高齢者は自宅の室内など、多方面で注意していく必要があります。
今から熱中症に対する意識を高めておきましょう。

★次回は熱中症の予防と対策についてご紹介します!

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画像出典:https://www.photo-ac.com/

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<執筆者紹介>
中村智洋[博士(スポーツ健康科学)]
高校生、大学生年代の自転車競技の指導を行い、エビデンスに基づいたトレーニングを展開。現場での指導とともに、自転車競技のパフォーマンス向上に関する研究活動も実施。

監修:株式会社ハイクラス

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現在レスタでは「スパでセルフメディケーション」というコンセプトのもと、よりいきいきと元気に過ごすための「ご自身による健康管理」を応援しています。
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2018年5月 1日 (火)

【動画】3分あれば出来る簡単ストレッチVol.1~肩甲骨をほぐして肩こり解消!!

こんにちは!サウナ&ストレッチ担当のayumiです。
今回は動画の紹介です。 【3分あれば出来る簡単ストレッチ】
第一弾は肩甲骨をほぐして肩こり解消!!

サウナ&ストレッチでも行なっている肩こり解消のストレッチの一部です。
凝り固まっている肩甲骨周りをほぐすだけで、老廃物が排出され、だいぶスッキリしますよ^ ^


YouTube: 肩甲骨周りをほぐして肩こり解消

腕を回すだけで肩こりはもちろん、血行が良くなることで顔や上半身のむくみ解消にも◎
朝イチのストレッチで目覚めスッキリ!夜のストレッチで疲れを解消!

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【サウナ&TwinsONEストレッチ】
レスタでは月に2回サウナでストレッチを行うイベントを実施しています。(女性限定)
しっかり身体を温めて凝り固まった体をほぐして不調を解消!心と身体をスッキリさせましょう。

開催日時:5月6日(土)、19日(日) 14時〜、16時〜、18時〜
※各回約10分


協力:HOT WAVE YOGA LHASA