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2018年9月の5件の記事

2018年9月30日 (日)

入館料が無料に!お得な「スパウィーク」は10月1日から!

毎月恒例で行っている『SpaWeek』が10月1日(月)~5日(金)に開催されます。

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ボディケアやトリートメント、あかすりの通常メニューの中で11,000円以上のコースを受けた方対象で入館料が無料になるという大変お得な週間です。

22時前では100分以上のコース、22時以降では90分以上のコースが対象となります。

お好きなコースの組み合わせでも‼️
ボディケアやトリートメント・あかすりのコースを組み合わせて合計11,000円以上でしたらSpaWeekの対象になります⭐️

◎組み合わせコース例◎
①(忘我)ボディケア60分 6,800円+(sinbi)あかすり30分 4,300円 = 11,100円
②(フィトメール)アロマボディ45分 7,600円+(sinbi)あかすり30分 4,300円 = 11,900円

いつも同じコース、同じ分数を受けている方は、お得なこの機会に他のコースも体験してみてください!

1ヶ月に1回のお得な期間なので、1日(月)~5日(金)はいつもより贅沢にそして長めのコースで頭から足の先まで体全身をスッキリしてみてはいかがですか?

皆様のご予約お待ちしております♪

※他割引券併用不可
※深夜割増料別

2018年9月21日 (金)

【様々なウォーキングを実践しましょう!】セルフメディケーション~専門家による健康科学情報

ウォーキングは道具を必要とせず、強度(きつさ)も自分で調節できるため、比較的、誰でも実施しやすい種目ですが、単調になりやすく、飽きやすい欠点もあります。
ウォーキングの方法は、単に平地を歩く以外にもバリエーションが豊富で、工夫次第ではさらなる効果も期待できます。ウォーキングが続かない人や飽きてしまう人、すでにウォーキングを実施している人もウォーキングのバリエーションを増やしてみてはいかがでしょうか?

‐‐‐■インターバル速歩‐‐‐‐‐‐‐‐‐
速歩では疲れてしまい、長時間続けられない人に最適な方法です。
インターバル速歩とは、一般的に、速歩とゆっくり歩行(または普通歩行)を繰り返して行うウォーキングのことです。
「3分速歩→3分ゆっくり(普通)歩行→3分速歩…」というように、実施します。
時間や速さに明確な決まりはなく、電柱ごとや横断歩道ごとに速さを変化させて実践するなど、アレンジが自由にできます。
単に普通歩行で歩くよりも、速歩が入るため、筋力向上などの効果が見込まれます。
さらに、強弱のある運動を繰り返すことで、心肺機能(持久力)の向上も期待できます。
この方法は、特別な道具や場所を必要とせず、歩く速度を変えるだけなので、簡単に取り組むことができます。

201809211‐‐‐■水中ウォーキング‐‐‐‐‐‐‐‐‐
水中ウォーキングは、陸上での普通歩行などでは膝や腰に痛みが出る人や過体重で運動不足な人に最適です。
水中では浮力作用により、体重の負荷が極端に減り、膝や腰への負担が少なくなるため、痛みが軽減された状態で歩くことができます。
また、水中にいるだけで冷却や水圧の影響を受け、体温を維持したり、推進力が必要になったりするため、陸上でのウォーキングよりもエネルギー消費量が上がります。
水中ウォーキングの運動強度はそれぞれ、ゆっくり歩く場合で2.5METs、少しきついと感じる速さで4.5METs、きついと感じる速さで6.8METsとなり、陸上でのかなり速歩の5.0METsと比較しても高い運動強度であることがわかります。
大きく踏み込んで歩いたり、後ろ向きで歩いてみたり、陸上ではあまりできない運動を実施して普段使わない筋肉を意識的に使ってみるのも良いでしょう。

‐‐‐■その他の歩き方‐‐‐‐‐‐‐‐‐
●つま先歩き
かかとを上げ、つま先だけで歩くことで、ふくらはぎの筋肉に負荷がかかります。
下肢に血流がたまることと、エコノミークラス症候群などの原因となるため、ふくらはぎの筋肉を動かすことが大切です。
ふくらはぎを中心とする下半身は第2の心臓と呼ばれ、下肢に溜まった血液を重力に逆らって流すポンプのような働きがあるので、意識的に動かしてみましょう。

●かかと歩き
つま先歩きとは逆で、つま先を上げ、かかとだけで歩くことによって、すねの筋肉に負荷がかかります。
すねの筋肉が衰えると、つま先が下がると言われています。
少しの段差でも転んだりつまずいたりする方は、すねの筋肉量が低下し、つま先が下がっていると考えられます。
すねの筋肉は普段あまり使わないので、かかと歩きを1日1分取り入れることから始めてみましょう。

●タンデム歩行
タンデム歩行は別名、継ぎ足歩行とも呼ばれ、綱渡りをしているように、一方のつま先をもう一方のかかとにつけながら歩く、歩き方です。
普通歩行よりも不安定な歩き方となるため、バランス能力の向上やふらつき防止の効果が期待できます。

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今回は、さまざまなウォーキング法を紹介しました。
少し工夫するだけでも、強度や使う筋肉が変わります。
いつも同じメニューをこなすのもよいですが、いろいろな方法を組み合わせて、質の高いウォーキングを目指しましょう。

画像出典
https://www.photo-ac.com/

Photo

<執筆者紹介>
岡本尚己[健康運動指導士]
中高年者から高齢者を中心に運動教室やカウンセリングを通して、健康づくりの指導や支援を実施中。学会発表などの研究活動も行い、健康科学に基づいた指導を追究中。

詳細なプロフィールはこちら

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現在レスタでは「スパでセルフメディケーション」というコンセプトのもと、よりいきいきと元気に過ごすための「ご自身による健康管理」を応援しています。
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2018年9月14日 (金)

【歩行速度を速くするポイント】セルフメディケーション~専門家による健康科学情報

前回、ウォーキングは速さ(運動強度)によってエネルギー消費量が変化し、歩行速度が上がれば消費できるエネルギー量も増加すると解説しました。そのため、ゆっくり歩きの人は普通速度で、普通速度の人はやや速めで、歩くことを意識しましょう。
今回は、歩行速度を上げるためのポイントを解説します。

‐‐‐■歩行速度について‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
明確な分類はありませんが、平らで固い地面での歩行の場合、速度によって、次のように呼び方をしています。
「ゆっくり56m/分(時速約3.2㎞)未満」
「普通67m/分(時速約4㎞)程度」
「速い95~100m/分(時速約5.6㎞)程度」
「とても速い107m/分(時速約6.4㎞)以上」
皆さんは普段どのくらいの速さで歩いていますか?

歩行速度は、筋肉量の減少や柔軟性の低下など様々な要因によって、低下します。
歩行速度が遅い人ほど、寿命が短いという研究報告もあり、見くびることはできません。

『 歩行速度 = ピッチ × 歩幅 』
歩行速度は、ピッチと歩幅の組み合わせによって、決定されます。
そのため、歩行速度を上げるには、「ピッチを上げること」と「歩幅を広げること」の2つが重要です。
どちらも意識してほしいポイントですが、まずはどちらか実施しやすいほうから始めてみてください。

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‐‐‐■ピッチを上げる‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
ピッチとは、1分間あたりの歩数のことです。
標準的なピッチの目安は約100歩/分に対して、ピッチの遅い人は約80歩/分、ピッチが速い人は120~130歩/分程度となります。
120歩/分のピッチの場合は、「1秒間に2歩」歩くテンポになります。
まずは30~60秒程度、実際に歩いて、自分のピッチを確認してみましょう。
自分のピッチがわかったら、日常の通勤や買い物などで、ピッチを少し上げるように意識して歩きましょう。
ピッチを上げるのが難しいと感じる人は、肩甲骨を起点に大きく腕を振って勢いをつけることがポイントです。

‐‐‐■歩幅を広げる‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
歩幅とは、1歩あたりの距離のことです。
つまり、1歩踏み出した足のつま先から後ろ足のつま先までの距離になります。
標準的な歩幅は、およそ「身長(cm)×0.45」とされています。
これに対して、歩幅の広い人は、「身長(cm)×0.50~0.55」され、狭い人は「身長(cm)×0.37」とされています。
まずは、靴などの長さなどを目安に自分の歩幅を知りましょう。
自分の歩幅がわかったら、着地する足をいつもよりも少し前にしましょう。
また、普通の歩幅で10歩のところを8歩でいけるようになることは、歩幅が広いことの目安になりますので、試してみてください。

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画像出典
https://www.photo-ac.com/

Photo

<執筆者紹介>
岡本尚己[健康運動指導士]
中高年者から高齢者を中心に運動教室やカウンセリングを通して、健康づくりの指導や支援を実施中。学会発表などの研究活動も行い、健康科学に基づいた指導を追究中。

詳細なプロフィールはこちら

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現在レスタでは「スパでセルフメディケーション」というコンセプトのもと、よりいきいきと元気に過ごすための「ご自身による健康管理」を応援しています。
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2018年9月 8日 (土)

ジョギング&スパ開催しました!

真夏の間、お休みしていた「ジョギング&スパ」を今月から再開しました!
9月とはいえ、とてもよいお天気で30℃を超える気温だったので、とても暑かったです。

でも「暑いな~」と嫌な気分にならず、「こんな暑い中で走るのもいい経験」とポジティブに!
久保コーチや、参加者のみなさんと一緒にスタートです。

コースの途中にある早稲田大学の大隈講堂も、青空のもとこんなにキレイでした♪

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そんな中、久保コーチの「暑い時には速いペースを求めない」というアドバイスのもと、無理のないペースで走りました。
暑い時に大切な【水分のとり方】【どんな物を飲めばいいか】も教えてもらいました。

そして折り返し地点の穴八幡宮では、走る姿を撮影して「フォーム解析」を行いました。
撮撮影した後には、久保コーチがひとりひとりの解析とアドバイス。
“初めて自分の走っている姿を見た”という方もいましたので新鮮な経験になったと思います。
以前に参加した時のコーチのアドバイスを参考にして練習した結果、フォームがとても良くなっていた方もいました!

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走る前には、走り切れるか不安と言っていた方も、完走することができました。
「こんな暑い中走りきれた」ということを今後の練習の自信にしてもらいたいです。

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そして、今日も無事に全員、完走することができました!
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

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次回のジョギング&スパは・・・
2018年10月13日(土)に開催します。
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みなさんご参加お待ちしております!

レスタ 近藤

2018年9月 7日 (金)

【ウォーキングによるエネルギー消費量は?】セルフメディケーション~専門家による健康科学情報

代表的な有酸素運動であるウォーキングは、ダイエットや健康維持などを目的として、多くの方が実施しています。しかし、ウォーキングでどれくらいのエネルギー(カロリー)を消費できるのか、知っていますか?
運動によるエネルギー消費量(消費カロリー)は、運動の強度(強さ)によって異なります。今回は、ウォーキングによるエネルギー消費量を計算できるようにしましょう。

‐‐‐■運動強度について‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
ウォーキングをはじめとするすべての身体活動(運動)には、強度(強さ)があります。同じ時間運動をしても、強度によって消費できるエネルギー量は異なります。
そのため、運動(身体活動)はMETs(metabolic equivalent)という指標を用いて、どのくらいの運動強度かを表します。
METsとは、座って安静にしている状態(安静座位)を1METとし、それぞれの運動が安静座位の何倍のエネルギー消費量になるかを示す値です。
つまり、10METsの運動というと、安静に座っている時よりも10倍のエネルギーを消費する運動のことを指します。
国立健康・栄養研究所の「改訂版『身体活動のメッツ(METs)表』」には、様々な運動(身体活動)の強度がまとめられています。
その中で、普通歩行(67m/分)は3METsとされており、安静座位の3倍エネルギーを消費します。
まずは、この運動強度を表すMETsを理解するようにしましょう。

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‐‐‐■エネルギー消費量の求め方‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
普通歩行(67m/分)は3METsですが、散歩や家の中などでゆっくり歩く場合(54m/分未満)の運動強度は2 METsとされる一方、やや速歩の場合(95~100m/分)は4.3 METsとされています。
つまり、散歩のようにゆっくり歩く時と意識して速く歩く時とでは、エネルギー消費量に約2倍の差が生じるのです。

METsを理解すると、計算式を用いて、運動によるエネルギー消費量を算出することができます(以下、計算式)。
「エネルギー消費量(kcal)=体重(kg)×運動強度(METs)×時間(h)×1.05」

‐‐‐■実際にエネルギー消費量を求めてみましょう!‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
先ほどの式を用いて実際にエネルギー消費量を計算してみましょう。
●70kgの人が40分普通歩行(3METs)した場合
→70(kg)×3(METs)×2/3(h)×1.05=147kcal
●50kgの人が20分やや速歩(4.3METs)した場合
50(kg)×4.3(METs)×1/3(h)×1.05=75.25kcal

計算の仕方を理解したら、自分の実施しているウォーキング(通勤など)のエネルギー消費量を計算してみましょう。なお、体重別のウォーキングによる30分あたりのエネルギー消費量をまとめましたので、こちらも参考にしてみてください(下表)。

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‐‐■最後に‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
実際に計算式を覚えるのは面倒だと思います。細かい数値よりも大まかにわかることも大切です。
そのため、我々運動指導者は、現場で指導する際には、「普通歩行を20分すると自分の体重と同じ数値のエネルギー消費量(kcal)になる」と覚えるように教えています。
「60kgの人は普通歩行20分で、60kcalを消費」というようにです。
10分であれば体重の半分、1時間であれば体重の3倍のエネルギー消費量になります。
これなら覚える必要もほとんどないのではないでしょうか?
運動によって消費できるエネルギー量はそれほど多くないのが実際です。
そのため、運動するだけではなく食事にも気を付けなくてはいけません。

画像出典
https://www.photo-ac.com/main/detail/1230152?title=%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%81%99%E3%82%8B%E5%A5%B3%E6%80%

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<執筆者紹介>
岡本尚己[健康運動指導士]
中高年者から高齢者を中心に運動教室やカウンセリングを通して、健康づくりの指導や支援を実施中。学会発表などの研究活動も行い、健康科学に基づいた指導を追究中。

詳細なプロフィールはこちら

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現在レスタでは「スパでセルフメディケーション」というコンセプトのもと、よりいきいきと元気に過ごすための「ご自身による健康管理」を応援しています。
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