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2017年11月 3日 (金)

【ウォーキングのポイント~靴の選び方と姿勢~】セルフメディケーション~専門家による健康科学情報

先月のブログでは、それぞれの運動の概要についてまとめました。今月はそれらの運動を実施する際のポイントについて解説します。今週はウォーキングの実施で重要となる靴の選び方と姿勢についてです。

‐‐‐■靴の選び方‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
ウォーキングは道具を必要としない運動と言いますが、どんな靴を選ぶかによって快適なウォーキングができるか決まってきます。自分に合わない靴でウォーキングを実施すると、長く歩くうちに足や膝、腰を痛めたり、すぐに足が疲れたりして、ケガの要因にもなります。
どんな靴でも変わらないと思わずに、自分に合う靴を見つけて、お気に入りの靴でウォーキングを実践していきましょう。

ある程度、長時間のウォーキングを実施する際には、踵の高さが1.5~2cm程度あり、クッションがしっかりしているものを選びましょう。さらに、「軽量で」「紐付き」の靴を選ぶ方が良いでしょう。足は長時間の立位姿勢などによって、徐々にむくんだ状態になり、サイズが変わります。そのため、ウォーキングをする際には、疲労を貯めないためにも少し軽めな靴を選びましょう。さらに、紐のついた靴で締め直すことできつさを調節できるようにしておくと、むくんだ足でもつらくなりにくいでしょう。

20171103‐‐‐■ウォーキング時の姿勢‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
ウォーキング時によい姿勢を作るには、まず立位の姿勢がしっかりとしている必要があります。動きのあるウォーキング中の姿勢より、止まっている立位姿勢の方が簡単なはずです。まずは、歩く前に立位姿勢を確認しましょう。
正しい立位姿勢は、「耳、肩、腰骨、膝、くるぶし」が一直線になることです。

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意識していても正しい立位姿勢で立つということは意外に難しいものです。長年の癖や習慣によって、正しい立位姿勢が失われていることも多いのです。
正面をまっすぐ向いた状態で、お尻、かかと、背中、頭部を壁につけた姿勢が、多くの場合正しい立位姿勢となりますので、修正する際には壁を使ってみると良いでしょう。

正しい立位姿勢を意識しながら、ウォーキング時の姿勢のポイントを確認しています。
図を参考にしながら習得してください。今回お伝えするのは、主要な6ポイントです。

201711033①3~5m先を見るように顔を上げ、あごは軽く引きましょう
②背筋を伸ばしましょう(反りすぎに注意!)
③お腹に力を入れて、軽く胸を張りましょう
④肘を軽く曲げ、手は軽く握りしっかり振りましょう
⑤かかとからの着地を意識しましょう
⑥つま先でしっかりと地面を蹴る意識をしましょう

‐‐‐■ウォーキングまとめ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
ウォーキングはいつでも、だれでも、どこでもできる運動ですが、だからこそ、しっかりとした基礎知識をつけて、実践していきましょう。

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<執筆者紹介>
岡本尚己[健康運動指導士]
高齢者の筋肉量減少を予防する運動教室「筋活」やウォーキング教室など、地域で運動教室の講師を多数担当中。カウンセリング形式の個別の運動指導も実施中。

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■協力:株式会社ハイクラス

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現在レスタでは「スパでセルフメディケーション」というコンセプトのもと、よりいきいきと元気に過ごすための「ご自身による健康管理」を応援しています。
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