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2017年6月16日 (金)

【運動って本当に必要なの?】セルフメディケーション~専門家による健康科学情報

前回は、「身体活動を増やしましょう!」という内容でした。
それでは、身体活動は、生活活動だけで、運動は必要ないのでしょうか?もちろんそんなことはありません。

---■運動の必要性-------
運動とは『体力の維持・向上を目的として計画的・意図的に実施する活動』のことです。
建設現場のように身体を極端に動かす仕事に従事する方を除いて、ほとんどの方の生活活動は、体力の維持・向上には大きな貢献をしていません。
その理由は、ドイツの発生学者ウィルヘルム・ルーの唱えた『身体の器官や機能は適度に使うと発達し、使わなければ退化し、過度に使えば障害を起こす』という生理学の法則で説明ができます。
つまり、体力の維持・向上には、適度な負荷を与えなければならず、生活活動は負荷にならない場合が多いのです。そのため、体力の維持・向上に、運動は必要不可欠なのです。
そして、体力には、筋力や持久力、柔軟性などがあり、それぞれの体力の維持・向上に効果的な運動が存在しています。

今回は、その一部を簡単に紹介します。

-------■レジスタンス(筋力)トレーニング-------
筋肉に対して、一定の負荷(抵抗)をかけて行う運動です。筋肉量の増加や最大筋力及び筋持久力の向上などに効果的とされています。方法や負荷、セット数は目的によって異なります。

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-------■有酸素運動-------
5分や10分程度で終了しない、長時間持続可能な運動です。「やや楽からややきつい」と感じるような強度で行うような運動が一般的です。このような強度で行う運動は脂肪燃焼や心肺機能の向上などに効果的とされています。
ウォーキングやジョギング、自転車、水泳など、多くの運動が有酸素運動に該当します。

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-------■ストレッチング-------
筋肉を伸ばすような運動です。柔軟性の向上やリラックス効果などがあるとされています。一定時間伸ばし続ける静的ストレッチングや他者と行うパートナーストレッチングなど様々な方法があります。

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-------■まとめ-------
実施する運動によって、得られる効果は違います。もちろん、単一の効果のみが得られるわけではありません。それぞれの効果を得るためには、効果に見合った運動を実施するべきです。

これ以外にも球技などのスポーツの実施も楽しみながら体力向上が可能なため実施するほうが良いでしょう。
食事も栄養素をバランスよく摂取するように、運動もバランスよく実施して体力向上させていきましょう。

※写真出典:http://01.gatag.net/

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<執筆者紹介>
岡本尚己[健康運動指導士]
高齢者の筋肉量減少を予防する運動教室「筋活」やウォーキング教室など、地域で運動教室の講師を多数担当中。カウンセリング形式の個別の運動指導も実施中。
詳細なプロフィールはこちら

■協力:株式会社ハイクラス

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現在レスタでは「スパでセルフメディケーション」というコンセプトのもと、よりいきいきと元気に過ごすための「ご自身による健康管理」を応援しています。
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