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2018年3月23日 (金)

【健康習慣作り:花粉症のセルフケア】セルフメディケーション~専門家による健康科学情報

花粉症は、アレルギー反応であり、鼻炎の一つであることを前回解説しました。
それでは、花粉症の症状をできるだけで起こさないために、日常で行うセルフケアとしてどんなことをすればよいのでしょうか?

‐‐‐■薬‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
薬局で買える市販薬と病院から処方される処方薬のどちらも成分が合えば、花粉症には有効であると考えられます。しかし、薬によって効果が異なるだけでなく、眠気などの副作用も異なります。
毎年、繰り返す可能性のある花粉症ですので、一度は病院を受診して、合う薬を見つけておくとよいでしょう。
なお、市販薬はセルフメディケーション税制が使える可能性があります。

‐‐‐■マスク・メガネ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
花粉症は、目や鼻などの粘膜に花粉が触れることで発生するため、単純ですが、それらの部分を保護することが一番の対策です。その方法として、「マスク」や「メガネ」が代表的です。
マスクは頬や耳の横までフィットする物を選ぶと良いでしょう。また、メガネもゴーグルのようになって隙間から入ってこない物を選びましょう。
できるだけ外では、目や鼻への花粉の侵入口を防ぎ、粘膜と触れさせないようにすることが大切です。

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‐‐‐■天候‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
多くの植物の花粉は、雨の日はあまり飛散しません。
しかし、雨が降った翌日や良く晴れた日は、多く飛散します。
また風の強い日は、花粉が多く飛ばされるだけでなく、地面の花粉も巻い上がるため、さらに多くなります。
天気予報も参考にしながら、予防をしましょう。

‐‐‐■ブラシ・着替え‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
外出時のコートや洗濯物などには、目に見えなくても多くの花粉が付着しています。
玄関でブラシなどを使って払い落としてから、室内に入るようにしましょう。
また、帰宅後はできるだけ早く着替え、生活するスペースとは違うところにコートや衣類を置くようにしましょう。

‐‐‐■空気清浄機‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
最近の空気清浄機には花粉を取る製品も多くありますので、活用すると良いでしょう。
しかし、フィルターの清掃ができていないと、逆に巻き上げてしまう可能性もあります。
空気清浄機のフィルターの手入れは怠らずに行いましょう。

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‐‐‐■まとめ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
花粉症は、全ての人に当てはまるわけではありませんが、多くの人が悩む国民病になりつつあります。
また、花粉症によって、仕事効率が低下しているとも言われています。
自分の症状にあった対策をとって、体調を崩さないように気をつけて、心地の良い春を迎えましょう!

画像出典:https://www.photo-ac.com/ http://www.ac-illust.com/

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<執筆者紹介>
位高駿夫[博士(スポーツ健康科学)]
企業内で研修等による中高年者の運動・健康指導を行う。大学等で教鞭をとりながら、スポーツ健康科学に関する研究も実施。
運動・スポーツを通して、全ての人の健幸に貢献する会社、株式会社ハイクラスを設立した。

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■協力:株式会社ハイクラス

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現在レスタでは「スパでセルフメディケーション」というコンセプトのもと、よりいきいきと元気に過ごすための「ご自身による健康管理」を応援しています。
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