【健康とは何だろう?】セルフメディケーション~専門家による健康科学情報
“健康”は大事なものであることはわかっていますが、健康とはどういうことなのでしょうか?
世界保健機関(WHO)は、
『Health is a state of complete physical, mental and social well-being and not merely the absence of disease or infirmity.
(健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態にあることをいいます。[日本WHO協会訳])』と定義しています。
「一般的に怪我や病気がなければ、健康である」と思われがちですが、精神的、社会的な面まで考慮して考える必要があるのです。
---■健康の維持・増進に必要なこと----------
健康の維持・増進には、「運動」「栄養」「休養」の3つのバランスを保つことが重要です。
・運動しなければ肥満に繋がり、運動しすぎると免疫力が低下します。
・食事を取らなければ栄養失調を起こし、食事の取りすぎは肥満につながります
・休養が少なければ体調不良を起こしますし、取りすぎても健康にはなりません。
わかりきっていることですが、全て「適度(適切)」に行うことこそ、重要なのです。
つまり、健康づくりとは様々な要因(運動、栄養、休養など)のバランスをとることなのです。
---■健康の維持・増進する方法----------
「今日の仕事は疲れたから、早めに寝よう」
「たくさん動いたから、長めにお風呂に入ろう」というようなことありますよね。
健康づくりや身体づくりの方法に完璧なものはありませんし、唯一無二の方法もありません。
一人一人が自分の特徴に合わせた方法を発見し、実施していくことが重要です。
健康でいるには、セルフメディケーション(身体の不調を自分で治すこと)ができることが重要なのです。
次回からは、運動、栄養、休養の基本についてそれぞれ1つずつ解説していきます。
<執筆者紹介>
位高駿夫[博士(スポーツ健康科学)]
企業内で研修等による中高年者の運動・健康指導を行う。大学等で教鞭をとりながら、スポーツ健康科学に関する研究も実施。
運動・スポーツを通して、全ての人の健幸に貢献する会社、株式会社ハイクラスを設立。
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■協力:株式会社ハイクラス
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現在レスタでは「スパでセルフメディケーション」というコンセプトのもと、よりいきいきと元気に過ごすための「ご自身による健康管理」を応援しています。
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