レスタ休息・快眠コラムVol.9 ~「昼寝をしましょう」~
最近、にわかに注目を集めている昼寝。
今年3月に厚生労働省から発表された「健康づくりのための睡眠指針2014」の中で、十分な睡眠時間がとれていない勤労者世代へ推奨されたことが、後押しになっています。積極的に昼寝を取り入れる企業も増えてきました。
人の眠気が強くなるのは、午前も午後も2~4時。午前は強い眠気、午後は弱い眠気です。眠気がきたときに短時間の昼寝をすると、その後の作業効率が上がることも確認されています。
夏は夜の睡眠が暑さで十分にとれないことが多く、日中も暑さで体力を消耗します。午後の昼寝で、上手に乗りきって行きましょう。
スパで汗を流すと気分もさっぱりするので、それからひと休みするのもよいですね。
★効果的な昼寝の5つのコツ
①正午~午後3時までの間に20分以内
→深い眠りに入る前に起きるようにします。高齢者は30分まで可。遅い時間だと、夜の睡眠に影響します。
②椅子に座った姿勢で眠る
→横たわると血圧が下がりすぎて、目覚めにくくなります。
③昼寝の前にカフェインをとる
→カフェインの覚醒作用は20~30分後にあらわれるので、目覚めた時にスッキリ!
④締め付けをゆるめる
→リラックスできるように、時計を外し、ベルトをゆるめましょう。
⑤タイマーをセット
→寝過ごしの心配がなくなり、安心して眠れます。
快眠セラピスト・睡眠環境プランナー 三橋美穂先生 ※プロフィールなどはこちら
レスタ 近藤