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2019年8月16日 (金)

【夏でも運動を続けるコツ】~専門家による健康科学情報

これまで、水分補給の仕方や日焼けなど、夏に注意してほしい点について解説をしてきました。
暑い日が続いていますが、お盆休みなどで運動量が落ちたり、体重が増えたりしていませんか?
また、冷房の効いた部屋でゴロゴロしているだけでは、体温調節ができなくなり、より熱中症になる危険性も高くなります。
そこで今回は、夏でも運動が続けられるような工夫や方法をご紹介します。

‐‐‐■暑い時間帯は避ける‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
昼間の時間帯は気温が最も高くなり、熱中症の危険性も高くなります。
そのため、昼間に比べ気温が低くなる早朝や夕方から夜の時間帯にかけて運動行うと良いでしょう。
なかなか運動を始められない人は、早朝にラジオ体操など短い時間でも良いので始めてみましょう。

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‐‐‐■入浴前に運動する‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
夏は汗をかきたくないという理由から運動をやめてしまう人も多いのではないでしょうか?
また、朝は汗をかかないようにできるだけゆっくり歩いたり、バスに乗ったりとできるだけ汗をかかないようにしている人は運動量が低下しているので、注意が必要です。
そこで、暑い時間を避けて運動するほかに、入浴前に運動をすると、すぐ汗を流すことができるため、おススメです。
例えば、通勤の帰り道はバスに乗らず歩いたり、普段歩いている人は速歩をしたり、帰宅後に脱衣所で筋トレをしたりなど、工夫してみましょう。

‐‐‐■涼しい場所で運動をする‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
運動はわざわざ暑い場所で実施する必要はありません。
室内であれば、冷房の効いた部屋で実施したり、屋外であれば、できるだけ日陰の場所を歩いたりと工夫次第で快適に運動ができます。
特に普段から冷房の効いた部屋で過ごし、汗をあまりかかない人は、短い時間でも積極的に行い汗をかくようにしましょう。

‐‐‐■室内で簡単!運動の紹介‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
極力動ないように座ったり寝転んだりしていると、下半身の筋力は低下してしまいます。
その場で立ってできる運動を2つ紹介しますので、実践してみましょう。
●スクワット
太ももやお尻の筋力を鍛える代表的な運動です。
膝は90度になるまで曲げ、つま先よりも前に出ないようにお尻を下げていきましょう。
よりゆっくり実施することで効果が高まりますが、1セット10~15回できつくなる程度で実施してみましょう。

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●その場足踏み(腿上げ)
脚の付け根の筋肉(腸腰筋など)を鍛える運動の1つです。
やり方はシンプルで、膝をできるだけ高く上げながらその場で足踏みをします。
1セット30~40歩(または30秒)を目安に2~3セット実施するだけでも良い運動になります。

画像出典:

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<執筆者紹介>
岡本尚己[健康運動指導士]
中高年者から高齢者を中心に運動教室やカウンセリングを通して、健康づくりの指導や支援を実施中。学会発表などの研究活動も行い、健康科学に基づいた指導を追究中。

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現在レスタでは「スパでセルフメディケーション」というコンセプトのもと、よりいきいきと元気に過ごすための「ご自身による健康管理」を応援しています。
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