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2019年6月 7日 (金)

【沖縄フェア】沖縄の健康食材~専門家による健康科学情報

5月下旬は、各地で夏日を観測した日も多く、異例な暑さが続きましたね。
気温の変化が激しいこの時期も、熱中症になりやすいので、注意しましょう。

さて、タイムズスパ・レスタでは、6月~9月までの4か月間沖縄フェアを開催しています。
沖縄は温暖な気候のため、熱中症や夏バテ対策として摂取しておきたい栄養素が豊富に含まれている食材も多くあります。
今回は、夏バテや熱中症予防にも役立つ沖縄の食材について解説します。

‐‐‐■ゴーヤ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
「ゴーヤ」は沖縄の方言の呼び方で、正式には「ニガウリ」や「ツルレイシ」と呼ばれ、苦いことで有名な野菜です。
ゴーヤの苦みは「モモルデシン」という成分によるもので、胃腸の機能を整えるはたらきや食欲を増進させるはたらきがあり、夏バテ対策にぴったりの食材です。
また、ビタミンCも豊富に含まれており、コラーゲンの生成やシミの元となるメラニンの生成を防ぐはたらきもあります。
ビタミンCは、加熱するとこわれやすいと言われていますが、ゴーヤは過熱してもビタミンCが壊れにくいと言われており、ゴーヤチャンプル―などの炒め物でも摂取することができます。

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‐‐‐■海ブドウ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
海ブドウは、別名「クビレズタ」と呼ばれる海藻で、プチプチとした食感が特徴です。
海ブドウは、昆布やわかめなどの他の海藻と同じく、カルシウムやマグネシウムといったミネラルが多く含まれています。
カルシウムは、骨や歯の形成に欠かせない栄養素で乳製品などからも摂取できますが、海ブドウをはじめとした海藻類は、骨や歯の形成を助ける働きのあるマグネシウムも同時に摂取することができ、カルシウムを効率良く吸収することができます。
また、100gあたり4kcalと低カロリーかつ栄養価も高い食材で、ダイエットをしたい人にとっても人気のある食材です。

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‐‐‐■豚肉料理‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
沖縄料理には、ラフテーやミミガー、テビチなど豚肉が多く使われています。
豚肉には、糖質をエネルギーに変えるとき(糖代謝)に必要なビタミンB1が他の肉に比べ、多く含まれています。
ビタミンB1が不足すると糖代謝がうまく行われず、疲労物質がたまり、疲れやすくなったり、脳や神経機能が低下し、イライラしたりすると言われています。
特に、夏はそうめんやラーメン、食欲がない時は甘いお菓子だけで済ませるなど、食事が偏り、ビタミンB1が不足しがちです。
疲れが取れない、夏バテで食欲がない人は、ソーキそばのように豚肉が使われている沖縄料理食べてみるのも良いでしょう。

‐‐‐■シークヮーサー‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
シークヮーサーには、血糖値や血圧の上昇を抑える効果があるとされる、ポリフェノールの一種「ノビレチン」が他の柑橘類に比べ豊富に含まれています。
また、クエン酸も豊富に含んでおり、ミネラルの吸収を助ける作用がありますので、熱中症予防にもつながります。
シークワーサーはジュースにして飲んだり、レモンなどと同じように魚や揚げ物などに果汁をかけたりすると摂取しやすいでしょう。

このように沖縄料理には、熱中症や夏バテを防ぐ食材や料理がたくさんありますので、普段から取り入れて、暑い夏を乗り切りましょう!

★沖縄フェア限定料理&ドリンクでも上記の食材をたくさん取り入れています!
詳しくはこちら

画像出典:

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<執筆者紹介>
岡本尚己[健康運動指導士]
中高年者から高齢者を中心に運動教室やカウンセリングを通して、健康づくりの指導や支援を実施中。学会発表などの研究活動も行い、健康科学に基づいた指導を追究中。

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現在レスタでは「スパでセルフメディケーション」というコンセプトのもと、よりいきいきと元気に過ごすための「ご自身による健康管理」を応援しています。
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