GWも!長期休暇の過ごし方~専門家による健康科学情報
新元号への改元に伴い、今年のゴールデンウィークは10連休といつもよりも長い期間となります。
お休みの方が多いと思いますが、予定はすでに決まっていますか?
長期間の休みは生活習慣を崩しやすく、気がつくとだらだら過ごしてしまい、身体を動かさない日もあるでしょう。
今回は、ゴールデンウィーク中に過ごし方について、運動の視点から解説します。
運動の機会があまりない人は参考にしてみてください。
‐‐‐■運動量の低下に注意しましょう‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
休日は通勤や仕事中の活動がなくなり、運動量が減ってしまうため、体重が増加したり筋肉量が減少したりする場合があります。
長期休みで身体を休めることも大切ですが、身体を動かすことを忘れずに計画を立ててみましょう。
まず、平日の平均歩数を歩数計またはスマートフォンのアプリなどで確認してみてください。
例えば、5,000歩くらいだった人は、ゴールデンウィーク中も5,000歩を下回らないように意識するだけでも運動量の低下を防ぐことができます。
歩数を測るものがないという方は、通勤時間や仕事中で歩いている時間を思い出して、その時間を下回らないようにしましょう。
‐‐‐■積極的に外出をしましょう‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
ゴールデンウィーク中、積極的に外出することで自然と運動量を増やすことができます。
さらに、旅行や買い物、キャンプやバーベキューなど、1人ではなく家族や友人たちと過ごすことで、気持ちのリフレッシュも期待できます。
また、ゴールデンウィーク中は各地でイベントも多く実施されていますので、調べて行くのも良いでしょう。
移動する際は車を使わず、電車やバスなどの公共交通機関の利用することも運動量の増加につながります。
長時間の車移動を予定している場合でも、1時間に1回は休憩をとり、5~10分程度歩くようにすると良いでしょう。
‐‐‐■家の中でも動く工夫をしましょう‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
ゴールデンウィーク中、外出をあまりせずに家でゆっくり過ごしたい方もいると思いますが、長時間の座りっぱなしは控えましょう。
例えば、普段できない場所の掃除(窓拭きなど)や部屋の模様替えなども運動量の増加につながります。
冬服や暖房器具をまだ片づけていない方はこの機会に片づけるのも良いでしょう。
また、ストレッチも家の中でできる立派な運動です。
ストレッチは筋肉をほぐし、身体をリラックスさせる効果もあります。疲れた身体を休ませるためにも実施をしてみましょう。
‐‐‐■最後に‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
今回は、ゴールデンウィーク中の運動量について解説しました。
普段より運動量を減らさないように意識し、楽しみながら身体を動かすことが大切です。
さらに余裕がある人は、ウォーキングやスポーツなども実施してみましょう。
また、身体を動かす以外にも暴飲暴食や夜更かしなどは控え、生活リズムを崩さないようにすることも忘れないようにしましょう。
画像出典:
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<執筆者紹介>
岡本尚己[健康運動指導士]
中高年者から高齢者を中心に運動教室やカウンセリングを通して、健康づくりの指導や支援を実施中。学会発表などの研究活動も行い、健康科学に基づいた指導を追究中。
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現在レスタでは「スパでセルフメディケーション」というコンセプトのもと、よりいきいきと元気に過ごすための「ご自身による健康管理」を応援しています。
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