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2018年3月 9日 (金)

【健康習慣作り:目(眼)の健康】セルフメディケーション~専門家による健康科学情報

人間は、情報収集の8割以上を目(眼)から行っているとされています。
サラリーマンの90%以上が仕事場パソコンを使用しているという調査報告もあり、それ以外にもテレビや携帯などで目を酷使しており、現代人の目は常に疲れています。
なお、基本的に、”目”は一般的な広い意味を持っていますが、身体の器官を意味するときは、”眼”を用いて表現されています。

‐‐‐■老眼について‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
早いと40歳くらいから老眼は始まります。加齢に伴って手元の資料が読みにくくなってきたら老眼のサインかも。
老眼は、カメラのレンズに相当する水晶体(黒目)とレンズを調整する役割の毛様体小帯の老化によって、近くのもののピントが合わせにくくなった状態です。
老眼になるかどうかは、個人差が大きいとされており、誰がなるかはわかりません。
そして、生理現象のため、治療法も示されておらず、老眼鏡(メガネ)が一般的な対処法となっています。
老眼には治療法がないからといって、自分ひとりで判断するのではなく、一度は医療機関を受診してください。
老眼ではない違う病気が潜んでいることもあるのです。

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‐‐‐■その他の目の病気‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
膜炎、ドライアイ、緑内障や白内障、網膜症など、目に関する病気は意外と多いのです。
多くの人が知っているドライアイとは、『さまざまな要因による涙液および角結膜上皮の慢性疾患であり、眼不快感や視機能異常を伴う』と定義されています。
要因は様々ありますが、PCなどの画面の見過ぎは大きな要因になっているとされています。
判定方法の一つには、眼を10秒間瞬きせずに開けていられるか?というものがあります。10秒間瞬きを我慢できなかった方はドライアイの可能性があります。
目薬や生活習慣、加湿器などによって、目の乾燥を防いで予防、改善を目指していきましょう。
これ以外の病気も医師の指示を聞き、しっかりと対策を取っていく必要があります。

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‐‐‐■目(眼)の健康について‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
「目が見える」というのは、私たちにとって当たり前のことであり、意識することは少ないのかもしれません。しかし、「パソコンやテレビの見過ぎで、目が見えなくなる」と言われたら、冷静ではいられません。
今の高齢者が子供の頃には、パソコンや携帯はありませんでした。しかし、今の子供は小さい頃から、携帯を見ています。
現代人は、将来、目の健康がなんらかのリスクにさらされる可能性があることを忘れてはいけません。

画像出典:https://d1f5hsy4d47upe.cloudfront.net/

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<執筆者紹介>
位高駿夫[博士(スポーツ健康科学)]
企業内で研修等による中高年者の運動・健康指導を行う。大学等で教鞭をとりながら、スポーツ健康科学に関する研究も実施。
運動・スポーツを通して、全ての人の健幸に貢献する会社、株式会社ハイクラスを設立した。

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■協力:株式会社ハイクラス

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現在レスタでは「スパでセルフメディケーション」というコンセプトのもと、よりいきいきと元気に過ごすための「ご自身による健康管理」を応援しています。
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