【休養には2種類あります】セルフメディケーション~専門家による健康科学情報
健康な生活を送る上で、運動と栄養だけでなく、「休養」も必要です。
休養には「消極的休養」と「積極的休養」があります。
---■消極的休養とは----------
消極的休養とは、疲労回復を目的とした睡眠や昼寝、などを指す場合が多く、肉体的な疲労の回復に効果的とされています。マッサージやごろ寝、入浴などが消極的休養です。レスタでの活動の多くは消極的休養ですね。皆さんがイメージしている休養のほとんどはこちらに該当します。
しかし、消極的休養は長期的に続けることで、「疲労感が増してしまう」こともわかっています。1日中寝ていて、結局夜には疲れた経験がある人も多いのではないでしょうか?
仕事などでの疲労回復は消極的休養だけではなく、積極的休養や運動、栄養と様々な方法で回復していく必要があるのです。
---■積極的休養とは----------
もうひとつの休養である積極的休養とは、アクティブ・レストとも呼ばれ、身体を動かすことによる休養法です。
身体を動かすと疲れるイメージは根強いですが、現代人の多くは事務作業に従事しており、身体を動かす量は本来少ないのです。
低めの強度で適度に身体を動かすことは血流が良くなり、疲労回復を促進します。スポーツ選手は激しい運動後であっても疲労回復のためにジョギングやウォーキング、ストレッチなどを実施しています。
積極的休養にはいわゆる運動だけでなく、趣味の活動も含まれます。「友達と出かける」「美味しいものを食べる」など、リフレッシュと言われるような活動はここに該当します。これらは、身体的な健康づくりでもありますが、精神的、社会的な健康づくりとも言えるでしょう。
「休養=寝る」では正しくありません。自分にとって最適な休養法を作っていきましょう。
<執筆者紹介>
位高駿夫[博士(スポーツ健康科学)]
企業内で研修等による中高年者の運動・健康指導を行う。大学等で教鞭をとりながら、スポーツ健康科学に関する研究も実施。
運動・スポーツを通して、全ての人の健幸に貢献する会社、株式会社ハイクラスを設立。
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■協力:株式会社ハイクラス
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現在レスタでは「スパでセルフメディケーション」というコンセプトのもと、よりいきいきと元気に過ごすための「ご自身による健康管理」を応援しています。
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