レスタ休息・快眠コラムVol.8~夏もグッスリ!快適睡眠術~
いよいよ本格的な夏が到来します。ぐっすり快適に眠って、夏の疲れをためないようにしたいものですね。
★夏こそ入浴!
夏は入浴せずに、シャワーで済ませがちの人も多いのではないでしょうか。就寝1~2時間前に入浴することで体温が上がり、その後急激に下がるタイミングで眠気が高まります。日中の冷房で身体が冷えている人も多いので、夏こそ入浴が大切です。その後ストレッチをすれば、さらに血行がよくなって、疲労回復効果も高まります。
そして夏の快眠には、エアコンの上手な使い方と、背中の蒸れを防ぐ涼しい寝具を使うこともポイントです。
★エアコンの使い方
エアコンは、就寝時に28~29℃設定に変更し、徐々に室温が高くなっていくようにすると、体温リズムに合わせた温度変化で快適に眠ることができます。温度のポイントは、少し汗ばむけれど目覚めない程度に設定すること。冷えすぎて、朝起きたときに体がだるくなるのを防ぐことができます。熱帯夜は一晩中エアコンをつけておいたほうが、朝まで安定した睡眠を得られるでしょう。
さらに頭を冷やすと脳の温度が下がりやすくなるうえ、発汗も抑えられ、気持ちよく眠りにつくことができます。保冷剤などをタオルでくるみ、枕の中央に置いて後頭部を冷やすのもよいでしょう。
★背中の蒸れを防ぐ
夏は、いつも使っている寝具の上に、汗を吸って熱を逃がす敷きパッドを重ねることで、快適性がグッと向上します。立体的な空気層がある敷きパッドや、麻パッド、い草のシーツなどがおすすめです。
また、「抱き枕」もおすすめです。横向きになるので背中が蒸れず、わきの下や膝の間の通気性もアップします。また、抱きつくことで体圧を分散。部分的な体の圧迫感がなくなり、とてもリラックスできるのです。タオルを丸めて抱き枕のように使ってもよいと思います。
いろいろ試しながら、自分にピッタリの睡眠環境を整えてくださいね!
快眠セラピスト・睡眠環境プランナー 三橋美穂先生 ※プロフィールなどはこちら
レスタ 近藤