レスタ休息・快眠コラムVol.9~快眠枕の選び方~

今回は、快眠のための「枕」についてのお話です。

私が、多くの人たちに枕のアドバイスをしている中で、体に合った枕を使っている人は1割未満という印象です。高すぎる枕を使っている人が大多数で、枕をしていない人も5%くらいいます。

★枕が原因の【首こり・肩こり】
・枕が高いと・・・気道が狭くなりイビキをかきやすいほか、首や肩が圧迫されるので「首こり・肩こりの原因」になります。
・枕をしないと・・・頸椎がサポートされないので、やはり首こり・肩こりにつながります。また、頭が心臓より下がるので、顔がむくみやすくもなります。

★良い枕とは?
枕は、『立っている姿勢を寝ているときにも保てること』がポイントで、まずあお向けで合わせます。呼吸が楽にできるか、首から後頭部にかけてのおさまりがよいか、確認しましょう。

本当に合った枕は身体と一体感があり、横たわった瞬間に、枕をしている感じがしません。枕の存在を忘れるくらいの枕がベストです。
そして、横向きになったときに、背骨から首・頭のラインが真っすぐで、肩の圧迫がないかどうか確認します。睡眠中には筋肉が緩むので、軽く両肘を曲げた状態で肩が内側に入るようにします。

<枕選びのチェックポイント>
1.呼吸がスムーズにできる
2.首にシワが寄らない
3.首と頭のおさまりがよい
4.横向きで肩が圧迫されない
5.寝返りがスムーズにできる
6.一晩中安定した形を保てる
7.好みの感触で寝心地がよい

上記をチェックしながら、自分にピッタリ合う枕を探してみてください。

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★枕が無い時のワンポイントアドバイス!

移動中などリクライニングチェアで仮眠をとるときは、
首と腰のカーブにできたすき間を埋めるように丸めたタオルで当てると、姿勢が安定してリラックスできます。
レスタで眠るときにも、参考にしてみてくださいね!

Mihashis

快眠セラピスト・睡眠環境プランナー 三橋美穂先生 

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レスタ 近藤